Macな日々 その5

3球ラジオ配線図

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話は少し横道に逸れますが、中学生の頃の憧れとしてアマチュア無線とラジオ製作がありました。

若い方にはアマチュア無線の意味は通じないと思いますが、無線機で見知らぬ人と交信することを言いますが、交信そのものより受信機や発信機といったハード自体に憧れを持っていました。

それと当時家庭のラジオはまだ真空管式が多く真空管5本を使用した「5球スーパー」というのが一般的でしたが、それより少し旧型の3球(真空管3本)式は配線も比較的簡単で部品も少ないので3球ラジオを作りたくてラジオの配線図を暗記して、パーツを揃えて組み立てたこともありました。

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快適なMac生活を送っていた時、阪神淡路大震災が1995年1月に起こってしまいました。早朝我が家も大揺れでしたが被害はありませんでしたが、電気、ガスが一時的に止まり電話も通じなくなってしまいましたが、その後耳にしたのが「パソコン通信は震災時も通じ、電話が繋がらない中情報連絡に貢献した」でした。

で、突然パソコン通信をやろうと即断しプロバイダーと早々契約しました。その時考えたのが昔の夢のアマチュア無線の代替にならないかとの思いでしたが、残念ながらパソコン通信にはあまり馴染めず比較的短時間でやめ、ちょうど話題になり始めたばかりののインターネット契約に切り替えました。

しかし当時のパソコンのハード自体の性能やネットの通信スピードが、インターネットをする環境に達しておらず、画面に切り替えに数分かかったりと時間制だったプロバイダー料金が上がるばかりでした(・_・;

通信スピードを上げるため、一般電話回線からNTTのISDN回線に切り替えましたが、スピードが2倍にはなってもまだまだ思うような環境ではなかったのですが、しばらく我慢していると関西電力が家庭向けの光回線を始めるとの新聞広告を見かけ、何のためらいもなく早々に予約申し込みをしていました。それがちょうど10年前の2004年4月だったと思います。その後は通信スピードに関しての不足感はなくなりました。